長野県のニュース

「未来広がった」 花田養護学校生が初の信大見学会

信大生らと入り交じり、進路選択などの助言を受ける木下さん(左端)信大生らと入り交じり、進路選択などの助言を受ける木下さん(左端)
 県花田養護学校(下諏訪町)は6日、大学進学を志望する高等部の生徒らを対象に信州大(本部・松本市)の見学会を開いた。これまでは生徒個々に志望大学のオープンキャンパスなどに参加していたが、希望を受けて初めて企画した。2、3年生それぞれ1人が保護者と一緒に講義を受けたり、大学生活や進路選択について学生たちと意見を交わしたりした。

 障害者スポーツを研究している信大全学教育機構の加藤彩乃助教が協力。生徒は大学職員の説明を聞いたり、県内の風土や文化を学ぶ一般教養の講義を聴講したりした。

 加藤助教のゼミを受講している学生4人との交流会もあり、生徒は親元を離れて生活することや進路選択について質問。学生は「寮は話し相手がいるので寂しくない」「地方で関心のある分野を学べる点で信大を選んだ」などと答えていた。

 保健師を目指している3年の女子生徒(18)は「信大への進学は考えていなかったが選択肢が広がった」と興味を持った様子。2年の木下紫桜(しおん)さん(16)は今のところ就職希望といい、「一人暮らしをしたい。生活の大変さが分かった」と楽しそうだ。

 交流会に出席した教育学部1年の守屋沙弥香さん(18)は「私が高校生の時と同じ疑問を抱えていると感じた」と話し、交流会の後、今後相談にも乗れるようにと、LINE(ライン)を登録し合っていた。

(7月7日)

長野県のニュース(7月7日)