長野県のニュース

土砂災害警戒続く 5市町村が避難指示・勧告解除

 県内は7日午前、雨脚は弱まったものの前線の影響で、西側地域を中心に雨が続いた。長野地方気象台によると、王滝村御嶽山の7日午前5時40分までの72時間降水量は693・5ミリとなり、1976(昭和51)年の統計開始以来の最多を更新。気象台は7日夜から8日明け方にかけて広い範囲で大雨になる所があるとみて、引き続き土砂災害などへの警戒を呼び掛けている。

 県と長野地方気象台は、県内22市町村で出していた土砂災害警戒情報を午前に解除。これに伴い、長野市は中条地区の849世帯(1816人)に出していた避難指示を解除した。飯田市、駒ケ根市、木曽郡南木曽町、下伊那郡天龍村も避難勧告を解除した。同郡阿南町は避難勧告を継続している。

 気象台によると、4日午前0時から7日午前11時までの総降水量は阿智村浪合364ミリ、飯田市南信濃343・5ミリ、宮田高原320ミリ、飯島301・5ミリで、いずれも平年の7月1カ月間の降水量を上回った。8日明け方にかけても1時間に30ミリ以上の激しい雨が降る所がある見込み。8日正午までの24時間予想降水量は南部が100ミリ、北部と中部が80ミリ。

 JR中央西線は7日始発から中津川―塩尻間で運転を見合わせ、特急しなのは終日運休が決定。飯田線は中部天竜―天竜峡間で始発から午前11時すぎまで運転を見合わせた。中央道は、駒ケ根―松川間と飯田山本―中津川間の上下線で7日午前に通行止めが解除された。しなの鉄道は6日夜に北佐久郡御代田町で倒木があり、7日は復旧作業のため、軽井沢―小諸間で始発から一時運転を見合わせた。

(7月7日)

長野県のニュース(7月7日)