長野県のニュース

王滝・滝越地区 住民ら25人一時孤立 大雨で村道崩落

県消防防災ヘリを降り、村が用意した車へ向かう住民ら=8日午後2時54分、王滝村松原スポーツ公園県消防防災ヘリを降り、村が用意した車へ向かう住民ら=8日午後2時54分、王滝村松原スポーツ公園
 8日午前、大雨の影響で木曽郡王滝村を流れる王滝川が増水して護岸が崩れ、村中心部と滝越地区を結ぶ村道が長さ60メートルほどにわたって崩落した。迂回(うかい)路の林道も土砂崩落があって通れず、滝越地区の住民16人と外国人観光客2人、ダムで働く電力会社従業員ら7人の計25人が孤立状態となった。村は避難指示を出し、県消防防災ヘリコプターの出動を要請。ダム管理のためとどまる6人を除く19人を救出した。25人ともけがはない。

 住民らはいったん、村保健福祉センターに避難。村道の完全復旧には数カ月がかかるとみられ、準備が整い次第、村営住宅に移る予定だ。現地にとどまった従業員の当面の食料などは確保されているという。木曽森林管理署は迂回路の確保を急ぐ。

 8日午前8時10分すぎ、木曽広域連合(木曽郡木曽町)から村に、崩落した村道沿いのケーブルテレビの光ケーブルが断線していると連絡があった。午前9時前、村役場から5キロほど離れた場所で村道の崩落を村職員が確認。村は同日午前9時に災害対策本部を設け、正午すぎに避難指示を出した。

 村によると、この村道が寸断されたのは1984(昭和59)年の県西部地震以来。

(7月9日)

長野県のニュース(7月9日)