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王滝の迂回路林道の復旧急ぐ 土砂の撤去は完了

 木曽郡王滝村の王滝川沿いの村道が崩落し、孤立状態となった滝越地区の住民らが避難した災害で、木曽森林管理署(木曽郡上松町)は9日、土砂崩落のため通行できなかった迂回路(うかいろ)の林道の復旧作業を進め、堆積した土砂の撤去を完了した。10日から砂利を敷くなど補修し、同地区との行き来ができるようにする。

 村によると、崩落した村道の完全復旧には数カ月がかかる見通し。村や同森林管理署は、林道の補修が終わった段階で、村保健福祉センターに避難している住民ら十数人の一時帰宅を検討する。住民らにはその後、親類宅や村営住宅に移ってもらう。村総務課は、どの程度の日数がかかるは未定としている。

 同地区には、近くのダムで働く電力会社従業員ら数人がとどまっているものの、当面の食料などは確保されている。

 一方、村道崩落に伴い、付近を通っていた通信ケーブルが切断され、滝越地区では固定電話が使えない状況という。NTT東日本長野支店は同センターに、避難者が無料で使える災害時用公衆電話を設置した。

(7月10日)

長野県のニュース(7月10日)