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西日本豪雨、県内からも支援本格化

 西日本豪雨を受け、県内からの支援が9日、本格化した。千曲市と茅野市がそれぞれ姉妹都市の愛媛県宇和島市、岡山県総社市に支援物資を届けるために職員を派遣。飯田市は全国市長会からの要請に基づき、同日までに総社市と同県倉敷市に支援物資を送った。

 千曲市は備蓄していた飲料水1・5リットル入りペットボトル800本、500ミリリットル入り5400本を宇和島市に届けるため、職員6人が同日朝、トラックなど3台に分乗して出発。午後5時すぎに現地に到着した。

 市更埴庁舎駐車場で開いた出発式で、岡田昭雄市長は「姉妹都市として力になりたい。千曲市を代表し、安全に気を付けて運んでほしい」と強調。派遣隊長の竹内康上下水道課長は「避難者に対して一刻も早く水を届けたい」と述べた。市は、食料などの追加支援も検討する。

 茅野市は災害時相互応援協定に基づき、防災課と高齢者・保険課の職員計2人を総社市に派遣。ブルーシート約250枚、安全靴約30足、500ミリリットル入りペットボトル約240本の飲料水を公用車に積んで出発した。10日に現地に到着する。

 現地では今後の第2陣、第3陣の派遣に備えて必要な支援内容を把握する。

 飯田市は7日、毛布2千枚を総社市に発送。倉敷市にはアルファ米3千食余分や500ミリリットル入りの飲料水1千本などを職員がトラックで運んだ。いずれも現地には8日に届いたという。飯田市の牧野光朗市長が副会長を務める全国市長会が、被災自治体からの要望を待たずに必要な品目や量を推測し、飯田市側に提供を要請。これに基づき物資を送る「プッシュ型支援」という。

(7月10日)

長野県のニュース(7月10日)