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最先端の繊維技術 体感を 信大繊維学部に展示室

最先端の技術を生かして製作したウエアなど約70点の繊維製品を紹介する展示室最先端の技術を生かして製作したウエアなど約70点の繊維製品を紹介する展示室
 信州大繊維学部(上田市)は11日、同学部の教員らが企業と共同開発したり国内メーカーから提供を受けたりした繊維製品など約70点の資料を紹介する展示室を、総合研究棟2階に開設した。市民や同学部への進学を目指す高校生、国内外の研究者など、さまざまな人に最先端の技術を知ってもらいたいとしている。

 展示室の設置は、日本化学繊維協会(東京)や繊維学会(同)などと協力して企画。直接触れることのできる製品もあり、見るだけでなく、最先端の繊維技術を体感できるのが魅力だ。

 環境問題への対応などで使われる繊維技術を紹介する「循環型社会」、宇宙空間や火災現場などで活用される繊維技術を紹介する「極限環境」など6テーマに分けて、それぞれパネルと実際に開発された製品を展示。微細な繊維「ナノファイバー」を積層させ、空気は通すが水は通さない性質を持たせた不織布や、湿度の変化に応じて通気性を自己コントロールするウエアなど、幅広い用途の繊維が並んでいる。繊維学部広報室長の上條正義教授は「繊維技術の広がりと深さを感じてほしい」と話している。

 展示室の見学(午前9時〜午後5時)は申し込みが必要。問い合わせは同学部(電話0268・21・5300)へ。

(7月12日)

長野県のニュース(7月12日)