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王滝の避難住民が一時帰宅 迂回路の補修終了

王滝村滝越地区に一時帰宅するため、村が用意した車に乗り込む住民ら=12日午前8時49分、同村下条王滝村滝越地区に一時帰宅するため、村が用意した車に乗り込む住民ら=12日午前8時49分、同村下条
 大雨の影響で木曽郡王滝村の王滝川沿いの村道が崩落して一時孤立し、村保健福祉センターに避難している滝越(たきごし)地区の住民たちが12日、朝から一時帰宅した。木曽森林管理署(木曽郡上松町)が進めていた迂回(うかい)路となる林道の補修が終わったため。自宅の戸締まりや交通手段となる車の移動などをし、同日夕にはセンターに戻る。

 午前9時前、希望した9世帯の14人が村役場の車6台に乗り込み、同管理署や木曽署の車両とともに滝越地区に向けて出発。同管理署によると、林道の距離は約20キロ。センターから1時間余かけて向かった。貴重品を回収したり、ペットの世話をしたりする人もいるという。

 村によると、林道は一時帰宅に使うだけで、一般利用はできない。村道復旧には数カ月かかる見込みで、避難生活は長期化しそう。村は準備が整い次第、住民に同センターから空いている村営住宅などに移ってもらう予定だ。田畑などを心配する声もあるといい、村は今後も何度か一時帰宅を検討するという。

(7月12日)

長野県のニュース(7月12日)