長野県のニュース

斜面

  • 6月25日 斜面

    病室を訪ねた時、ベッドの上の男性は激しくせき込んで話すことができなかった。胸の苦しさを訴え続けて亡くなった女性は、火葬にした時、あばら骨の裏に黒いものがびっしりこびりついており、「石の肺」と呼ばれた…

  • 6月24日 斜面

    国会議員秘書は不安定な職業だ。議員と一蓮(いちれん)托生(たくしょう)で、落選すれば失職し雇用保険もない。新たな口を探そうにも情報漏れの心配が壁になり他党議員には採用されにくい。顔触れが激変する政権交代ともなれば辛酸をなめる人も多くなる…

  • 6月23日 斜面

    将棋盤を見つめながら扇子をくるりくるりと回す。次の一手を考える藤井聡太四段の仕草だ。プロデビューから負け知らずの28連勝。将棋に門外漢の筆者もにわかファンの一人になった。14歳ながら言動には人を引きつける魅力がある…

  • 6月22日 斜面

    長野はきのう日の出が4時29分、日の入りが19時09分。昼の時間が一年中で最も長い夏至だった。夏が短い北欧とりわけ白夜の北極圏は、時を惜しむように盛大に祭りを楽しむ。日本が盛り上がらないのは、梅雨空が続くせいだろうか…

  • 6月21日 斜面

    加計(かけ)学園をめぐる通常国会の質疑で記憶に残る場面がある。3月13日の参院予算委。社民党の福島瑞穂氏が質問した。国家戦略特区を利用し今治市に獣医学部を新設する学園の理事長は総理の友人だ。行政がゆがめられていないか、と…

  • 6月20日 斜面

    「梅仕事」。辞書には見当たらないが、近ごろよく聞く言葉だ。自家製の梅酒や梅干しをつくること。もうそんな時季かとせかされつつも、心弾む仕事である。きのう青梅を採って漬けてみた。庭先の「豊後」は思いのほか豊作だった…

  • 6月19日 斜面

    考えてみたことがなかった。「新元号の決定を早く」と訴えた先日の全国カレンダー出版協同組合連合会の記者会見。カレンダー作りは1年以上も前に始まり、組合加盟の約30社だけで1億冊も印刷していると教えられた…

  • 6月18日 斜面

    松本市高宮の高山龍雄さんが家の前で花壇づくりをしていると、その人は自転車に乗ってやってきた。小松一三(いさ)夢(む)さんだ。1952(昭和27)年春のこと。小松さんは「きれいですねえ」と花壇を褒め「一緒にやりましょう」と誘った…