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福島・相馬市で灯籠流し ともしびに託す鎮魂の思い

 船上で紙製の灯籠に火をともす男性=28日午後、福島県相馬市の松川浦漁港  船上で紙製の灯籠に火をともす男性=28日午後、福島県相馬市の松川浦漁港
 東日本大震災の津波などで500人近くが亡くなった福島県相馬市の松川浦漁港で、犠牲者を悼む灯籠流しが28日夜、行われた。会場に集った住民たちは、ろうそくのともしびに鎮魂の思いを託し、静かに祈りをささげた。

 午後6時半ごろ、沖合の漁船3隻から「あの日を忘れない」などと書かれた紙製の灯籠が海に浮かべられた。雨の中、海原が柔らかな明かりで照らされると、港では僧侶や住民が手を合わせた。

 首都圏で活動し、相馬市内に通ってライブを続ける音楽デュオ「MCS」も、地元男性と合作した追悼の歌を披露。涙を流す聴衆の姿もあった。

(8月28日20時30分)

暮らし・話題(8月28日)