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耐震偽装の疑い多数、伊被災地 復興事業で不正も

 25日、地震で倒壊し、がれきの山となったイタリア中部アマトリーチェの学校。耐震工事に関する法律の施行後に建てられたという(ゲッティ=共同)  25日、地震で倒壊し、がれきの山となったイタリア中部アマトリーチェの学校。耐震工事に関する法律の施行後に建てられたという(ゲッティ=共同)
 【ローマ共同】イタリア中部を襲った地震では29日までに、最大被災地アマトリーチェで耐震工事から間もない公立学校が損壊するなど手抜き工事や耐震偽装の疑いが多数浮上した。国の補助金を使って耐震対策を施した公共施設が各地で崩れたことで、被災者らの間で批判が高まっている。

 マフィアなどの犯罪組織がはびこるイタリアでは、過去の地震の復興事業でも犯罪組織が介在する不正や手抜き工事で本格的な再建が進まなかったケースがある。2009年の地震の被災地ラクイラでも、市幹部らの汚職事件で復興が大幅に遅れた。

(8月29日8時46分)

国際(8月29日)