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理研の加速器、能力増強 ニホニウム発見に続け

 ニホニウムの合成に使われた加速器=埼玉県和光市の理化学研究所  ニホニウムの合成に使われた加速器=埼玉県和光市の理化学研究所
 物質を構成する基本的な要素である元素の発見を後押しするため、文部科学省は31日までに新元素「ニホニウム」を見つけた理化学研究所(埼玉県和光市)の加速器の能力を増強させることを決めた。

 理研のチームを率いた森田浩介九州大教授はニホニウムの名称案が発表された直後の6月、理研を訪れた馳浩・前文科相に性能向上のための予算措置を要望しており、この時の“直談判”が奏功した形だ。

 新たな元素は加速器で原子核同士を高速でぶつけ、核融合させて作る。今回は加速器を超電導化し、合成するためのビームを強化する。2016年度の第2次補正予算案に整備費など約40億円を盛り込む。

(8月31日8時40分)

科学・環境(8月31日)