国内外ニュース

医薬品、子どもの用法用量明示へ 来年度から添付文書に

 医療用医薬品の添付文書に子どもに対する用法や用量の記載がない中、医師の判断で使う「適応外使用」が常態化している。こうした状況の解消に向け、厚生労働省が来年度から、医療機関などが集めたデータに基づき、用法・用量の目安や安全に関する情報を添付文書に記載するよう製薬企業に促す取り組みを始めることが1日、分かった。

 薬の開発段階で行われる製薬企業による臨床試験の多くは採算性の問題などから大人のみを対象としており、子どもでの効果や安全性が確認された薬は非常に少ないのが実情。厚労省の動きは、医療機関のデータを活用して子どもへの安全な投薬を目指す試みとして注目される。

(9月1日18時25分)

医療・健康(9月1日)