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秋告げる「おわら風の盆」、富山 胡弓の調べ、哀愁の舞

 「おわら風の盆」で、編み笠を目深にかぶり踊りを披露する女性たち=1日午後、富山市八尾町  「おわら風の盆」で、編み笠を目深にかぶり踊りを披露する女性たち=1日午後、富山市八尾町
 ぼんぼりの明かりに照らされた古い町並みに編みがさを目深にかぶった男女の影が踊った―。哀愁を帯びた胡弓や三味線の調べに合わせて踊りを披露する「おわら風の盆」が1日、富山市八尾町で幕を開けた。3日まで。毎年20万人もの観光客が訪れる。

 秋の訪れを告げる風物詩。この時期に稲が風水害に遭わないようにとの願いが込められており、300年の伝統がある。

 日中は31度を超えた暑さも、日が暮れると、涼しげな風が吹き抜け、過ごしやすい温度に。男性の踊り手が草履で石畳をパンと踏みならすと、女性たちが手のひらを返すしぐさで応える。町全体が独特の風情に包まれた。

(9月1日22時20分)

暮らし・話題(9月1日)