国内外ニュース

葉のギザギザ作る物質特定 人工合成も可能、名古屋大

 「EPFL2」という物質を作る遺伝子がなく、ギザギザができなくなったシロイヌナズナの葉(上)と正常なシロイヌナズナの葉(打田直行・名古屋大特任准教授提供)  「EPFL2」という物質を作る遺伝子がなく、ギザギザができなくなったシロイヌナズナの葉(上)と正常なシロイヌナズナの葉(打田直行・名古屋大特任准教授提供)
 さまざまな植物で見られる縁がギザギザな葉を作る鍵となる物質を、名古屋大などの研究グループがシロイヌナズナを使った実験で特定し、米専門誌電子版に1日発表した。

 この物質は分子構造が単純で人工合成も可能という。グループの打田直行・名古屋大特任准教授は「変わった形の観賞植物を手軽に作れる薬剤の開発につながる」と話している。

 グループは特定の遺伝子を持たない遺伝子組み換えシロイヌナズナを何種類も作製し、遺伝子の欠損が植物の形にどう影響するかを検証。「EPFL2」という物質を作る遺伝子がないと、シロイヌナズナの葉にギザギザができなくなることを突き止めた。

(9月2日1時06分)

科学・環境(9月2日)