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米大学、奴隷の子孫入学優遇 過去の人身売買を反省

 1日、ジョージタウン大の構内を歩く学生。奥は、奴隷売却に関与した人物の名を冠していた施設(AP=共同)  1日、ジョージタウン大の構内を歩く学生。奥は、奴隷売却に関与した人物の名を冠していた施設(AP=共同)
 【ニューヨーク共同】米首都ワシントンのジョージタウン大は1日、運営母体のカトリック教会のイエズス会が、19世紀に黒人奴隷を売って多額の利益を得たことなどを反省し、当時の奴隷の子孫に当たる学生に対して、入学しやすくする優遇措置を取ると発表した。

 同大は国際関係などの分野で米有数の名門私大。奴隷制が合法だった時代に奴隷を働かせていたことなどを認めた米大学はほかにもあるが、米メディアによると、当時の罪を償うためとして子孫への優遇措置まで踏み込んだのは例がない。

(9月2日11時41分)

国際(9月2日)