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中国がパリ協定批准、貢献誇示 早期発効へ大きく前進

 主要国の温室効果ガス排出量比率  主要国の温室効果ガス排出量比率  2015年11月、パリ郊外でのCOP21で演説する中国の習近平国家主席(AP=共同)  2015年11月、パリ郊外でのCOP21で演説する中国の習近平国家主席(AP=共同)
 【杭州共同】中国国営通信、新華社によると、国会に当たる全国人民代表大会(全人代)の常務委員会は3日、京都議定書に代わる新たな地球温暖化防止の枠組みとして昨年採択された「パリ協定」について、国務院(政府)の批准申請を承認した。世界最大の温室効果ガス排出国である中国が批准したことで、協定の早期発効へ大きく前進した。

 中国は、杭州で4~5日に開く20カ国・地域(G20)首脳会合の場で「責任ある大国」として地球規模の温暖化対策に貢献している姿勢を国際社会にアピールし、南シナ海問題などで鋭く対立する米国と「信頼醸成」(中国外務省)を図りたい狙いがある。

(9月3日12時11分)

科学・環境(9月3日)