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温暖化で東南アジア漁獲量3割減 今世紀半ば

 サンゴの白化現象が起きている米領サモアの海を泳ぐエイ(米海洋大気局提供)  サンゴの白化現象が起きている米領サモアの海を泳ぐエイ(米海洋大気局提供)
 地球温暖化に伴う海水温の上昇によって、東南アジアでは今世紀半ばに、水産物の漁獲量が10~30%減る恐れがあるとする報告書を、国際自然保護連合(IUCN)が5日発表した。

 水温が高くなりすぎて生物の生息域が北上したり、魚や甲殻類のすみかとなるサンゴが白化現象などによって失われたりするのが理由。深刻な影響はインド洋西部やアフリカ東岸にも及ぶと指摘している。IUCNのインガー・アンダーセン事務局長は「豊かな海の生態系を守るために、一刻も早く温室効果ガス排出を減らす必要がある」と訴えている。

(9月6日4時05分)

科学・環境(9月6日)