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不明の彗星着陸機、2年ぶり発見 上空から、岩の割れ目に

 欧州の探査機ロゼッタが撮影した彗星の表面(左)。拡大すると岩の割れ目に行方不明の着陸機フィラエが写っていた(右下)。右上は彗星の遠景(ESA提供・共同)  欧州の探査機ロゼッタが撮影した彗星の表面(左)。拡大すると岩の割れ目に行方不明の着陸機フィラエが写っていた(右下)。右上は彗星の遠景(ESA提供・共同)
 【ワシントン共同】欧州宇宙機関(ESA)は5日、2014年に世界初の彗星着陸に成功した後、行方不明になっていた小型着陸機「フィラエ」を約2年ぶりに彗星表面で見つけたと発表した。

 フィラエを切り離した探査機「ロゼッタ」が、岩の割れ目に入り込んでいるフィラエの機体を上空2・7キロから撮影。太陽電池パネルに光が当たりにくくなって内蔵電池が切れたとの見方を裏付けた。

 フィラエは14年11月にロゼッタから離れて彗星に着陸。データを送ってきたが、2日余りで電池を使い果たして休眠した。上空から観測を続けてきたロゼッタは今月末に任務を終えて彗星に落下する予定。

(9月6日10時11分)

科学・環境(9月6日)