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ジュゴン保護で有識者委、沖縄県 辺野古移設阻止に活用

 沖縄本島北部の海を泳ぐジュゴン=2014年5月(防衛省提供)  沖縄本島北部の海を泳ぐジュゴン=2014年5月(防衛省提供)
 沖縄県は6日、沖縄本島周辺の海洋に生息するジュゴンの保護策を検討する有識者委員会を本年度中に設置する方向で調整に入った。ジュゴンは米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先、名護市辺野古の沖合でも目撃例があり、有識者委の提言を移設阻止に向けた裏付けとして活用したい考えだ。

 県はジュゴンの生態を把握するための調査も来年度に初めて実施。調査結果を有識者委に提供し、提言に反映してもらう。

 ジュゴンは国内で主に南西諸島に生息。成長した個体は50頭に満たないとされ、環境省が07年に絶滅危惧種に指定した。辺野古に面する大浦湾の藻場では、ジュゴンの食べ跡が見つかっている。

(9月6日16時36分)

科学・環境(9月6日)