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キリン、単独種でなく4種 「保護強化を」と研究者

 ナミビア北西部ダマラランドのアンゴラキリンの群れ(ジュリアン・フェネシー博士提供)  ナミビア北西部ダマラランドのアンゴラキリンの群れ(ジュリアン・フェネシー博士提供)
 これまで亜種を含めて一つの種と考えられていたキリンが、実は独立した四つの種に分かれているとする遺伝子解析の結果を、ナミビアの「キリン保護基金」やドイツの研究者らのチームが8日付の米科学誌カレントバイオロジーに発表した。

 アフリカ全体で生息数が8万~9万頭に達するキリンは絶滅の懸念が低いとみられてきたが、遺伝子でグループ分けすると明確に4種に分かれ、最も少ないものは5千頭を切ることになる。

 生息数は減少傾向にあり、チームはキリンを国際的な絶滅危惧種に位置付けるよう提案。「特に生息数が少ない種の保護を強化すべきだ」と訴えている。

(9月9日2時10分)

科学・環境(9月9日)