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遺伝子改変植物を施設外に流出 奈良先端大を厳重注意

 文部科学省は9日、遺伝子を組み換えた植物を施設外に流出させたとして、奈良先端科学技術大学院大(奈良県生駒市)を文書で厳重注意したと発表した。外部への拡散防止を義務付けた遺伝子組み換え生物の規制法に違反したと認定した。

 文科省によると、今年4月、大学の植物栽培室周辺で、遺伝子を改変したシロイヌナズナ289個体が見つかった。昨年春以降、栽培室から植物を運び出す際、研究用に遺伝子を組み換えたナズナの種が容器に付着し、外に出た可能性が高い。

 先端大は再発防止策として、この栽培室での遺伝子組み換え実験を取りやめ、改変した植物の移動を管理する記録を付けるとしている。

(9月9日17時55分)

科学・環境(9月9日)