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原子力の惨禍、交響曲に 新垣隆氏が福島で演奏会

 福島県立ふたば未来学園高校の生徒らの前で、ピアノを弾く新垣隆さん=7月、福島県広野町  福島県立ふたば未来学園高校の生徒らの前で、ピアノを弾く新垣隆さん=7月、福島県広野町
 被爆地広島と、東京電力福島第1原発事故に見舞われた福島を題材にした交響曲「連祷―Litany―」を作曲家新垣隆さん(46)が完成させ、15日に福島市で自らの指揮により披露する。

 2014年に作曲者偽装問題が発覚した、佐村河内守さんのゴーストライターとして「交響曲第1番 HIROSHIMA」を代作した新垣さん。「自分の名前でもう一度、広島と向き合わないといけない」と作曲に取り掛かった。

 一方で「福島の事故も原子力が起こした惨禍。その記憶を音楽作品にとどめたい」と考え、まだ復興途上にある福島を訪ねて、高校生や、第1原発の廃炉を担う作業員らとも交流してきた。

(9月10日6時35分)

社会(9月10日)