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奄美大島、稲の神様に豊作祈る ショチョガマ・平瀬マンカイ

 来年の豊作を祈る伝統行事「平瀬マンカイ」で、岩の上で向き合い両手を揺らす白装束の男女=11日午後、鹿児島県奄美大島・龍郷町  来年の豊作を祈る伝統行事「平瀬マンカイ」で、岩の上で向き合い両手を揺らす白装束の男女=11日午後、鹿児島県奄美大島・龍郷町
 鹿児島県の奄美大島・龍郷町で11日、稲の神様に来年の豊作を祈る伝統行事「ショチョガマ」と「平瀬マンカイ」が催された。二つを合わせて「秋名の新節行事」と呼ばれ、国の重要無形民俗文化財に指定されている。

 早朝、水田を見下ろす高台につくられたわらぶき小屋(ショチョガマ)に男たちが上り、太鼓と歌で稲の神霊を呼び寄せた後、掛け声とともに屋根を揺らした。実った稲穂が垂れるほどの豊作であるようにとの願いを込めている。

 夕方の平瀬マンカイでは、海岸のしめ縄を張った岩の上で、白装束の男女が向かい合い、両手を左右に揺らす独特の作法で海から神霊を招き、祈りをささげた。

(9月11日19時16分)

暮らし・話題(9月11日)