国内外ニュース

道鏡ゆかりの由義寺か 都の瓦と同文様、威光示す

 大阪府八尾市の発掘現場で見つかった、由義寺のものとみられる瓦  大阪府八尾市の発掘現場で見つかった、由義寺のものとみられる瓦
 奈良時代に称徳天皇に重用され法王にもなった道鏡の氏寺だった由義寺(弓削寺)のものとみられる瓦(8世紀後半)が大阪府八尾市で大量に見つかり、市文化財調査研究会が15日、発表した。続日本紀によると、付近には由義寺があったとされていたが、遺構が見つかっておらず、寺の存在を裏付ける史料として注目されそうだ。

 瓦の文様は、当時の都だった平城京(奈良市)にあった東大寺や興福寺の瓦と同じ文様だった。大脇潔・元近畿大教授(古代寺院)は「当時の道鏡なら『都の瓦』を持ってくることは難しいことではない」と指摘、研究会も「都の寺と同格の瓦を用いた寺の存在が裏付けられた。

(9月15日17時55分)

文化・芸能(9月15日)