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東芝、新日本監査の提訴見送り 不正会計で株主が要求

 不正会計問題を起こした東芝は16日、利益の水増しをしていた期間に監査を担当していた新日本監査法人への損害賠償請求訴訟を見送ると発表した。株主の男性に提訴を求められていたが、不正会計の一次的な責任は東芝にある上、費用負担が重いことなどを考慮し、見送りを決めたという。

 株主の男性はことし7月、新日本が業務を怠ったため損害が出たとして、東芝に提訴を要求。社内で検討していた。この株主は東芝が提訴しない場合、株主代表訴訟で新日本に損害賠償を求める意向を示している。

 東芝は新日本の監査について、情報提供が不十分で、監査と損害発生の因果関係の立証も難しいと判断した。

(9月16日17時15分)

経済(9月16日)