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サル網膜細胞移植、拒絶反応なし iPS、臨床研究に成果

 理化学研究所は16日、サルの人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った網膜細胞を別のサルに移植した場合、免疫の型が同じであれば免疫抑制剤を使わなくても拒絶反応が出ないことを確認したと発表した。移植に当たったのは理研の高橋政代氏らのグループで、米科学雑誌オンライン版に掲載された。

 高橋氏ら理研や京都大などのグループは、他人のiPS細胞から作った網膜細胞を、重い目の病気の患者に移植する世界初の臨床研究を計画。実験した理研の杉田直・副プロジェクトリーダーは「臨床研究でもなるべく免疫抑制剤は使用せず移植したい。患者に応用できることを期待している」と成果を強調。

(9月16日18時41分)

科学・環境(9月16日)