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小児甲状腺がんシンポ、福島事故 「不安深まる」と支援呼び掛け

 「3・11甲状腺がん子ども基金」の設立記念シンポジウムで、講演する長野県松本市の菅谷昭市長=17日午後、東京都北区  「3・11甲状腺がん子ども基金」の設立記念シンポジウムで、講演する長野県松本市の菅谷昭市長=17日午後、東京都北区
 東京電力福島第1原発事故後に甲状腺がんとなった子どもの治療費を支援する「3・11甲状腺がん子ども基金」は17日、東京都内で設立記念シンポジウムを開いた。会場では当事者の「患者同士が関わり合うなどのサポート態勢がなく不安が深まった」との声を紹介し、支援を呼び掛けた。

 同基金は小泉純一郎元首相、細川護熙元首相らが呼び掛け人で、9日に設立会見を開いた。被ばくによる健康影響の調査も進めるという。

 シンポジウムでは「がんの疑いと診断された時、まず生じたのは『今後どうなるのか』という不安。治療費や、将来の結婚差別などを考えた」という、当事者のメッセージが代読された。

(9月17日19時21分)

医療・健康(9月17日)