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震災被災者が不明者を捜索、岩泉 「つらさ分かる」と救助犬連れ

 岩手県岩泉町の小本川周辺を捜索する佐々木光義さんと災害救助犬「ゆき」=18日  岩手県岩泉町の小本川周辺を捜索する佐々木光義さんと災害救助犬「ゆき」=18日
 台風10号の豪雨被害があった岩手県岩泉町で、同県大槌町の佐々木光義さん(48)が18日、自身が育てた災害救助犬を連れて行方不明の2人を捜索した。佐々木さんの両親は東日本大震災の津波で今も不明のまま。「家族が見つからないつらさは自分も分かる」と岩泉署に協力を申し出た。

 佐々木さんは午前10時ごろ、大雨で氾濫した岩泉町の小本川沿いを訪れた。「捜せ」の掛け声を聞いたゴールデンレトリバーの救助犬「ゆき」は、家の廃材などが散らかる地面に鼻を近づけて、人のにおいが残っていないか嗅ぎ回った。ゆきが気にした場所は、同行した岩泉署員4人がスコップで掘り起こした。

(9月18日16時55分)

社会(9月18日)