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シリア停戦、崩壊の危機 政権軍が140人殺害 

 【カイロ、モスクワ共同】ロシア国防省は20日、停戦が続いていたシリアの北部アレッポ周辺で、アサド政権軍がロシア空軍の支援を受けて過激派を含む反体制派を攻撃し、計約140人を殺害したと発表した。国連は支援物資車列への空爆があったとして、救援物資搬入を停止。米ロが主導したシリア停戦は崩壊の危機に陥った。

 アサド政権は19日、反体制派の違反などを理由に停戦終了を表明していた。ロシア国防省の発表には、政権側の「反撃」を承認する意味合いがあるとみられる。ただケリー米国務長官は、ニューヨークで20日、停戦は「まだ死んでいない」と表明し、外交努力を続ける姿勢を示した。

(9月21日0時01分)

国際(9月21日)