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「北方四島は日本領」配布せず ビザなし交流、日本側実施団体

 「ビザなし交流」で参加者への配布が中止されたロシア語会話集に掲載されている北方領土が入った日本地図  「ビザなし交流」で参加者への配布が中止されたロシア語会話集に掲載されている北方領土が入った日本地図
 北方領土問題で日本とロシアの対話機運が高まる中、四島のロシア人住民と元島民の日本人らが相互に行き来する「ビザなし交流」の日本側実施団体が8月から9月にかけて、四島が日本領であることを示した地図付きのロシア語会話集の参加者への配布を中止したり、四島への持ち込み自粛を要請したりしていたことが21日、分かった。

 「ロシア側とのトラブルや混乱を避けるため」(実施団体)の措置は、今年で25年目のビザなし交流の歴史でも異例。

 配布中止や持ち込み自粛となったのは、北方領土問題対策協会(東京)が発行する「四島交流会話集」。日本語とロシア語で基本的な会話や単語が記される。

(9月21日5時21分)

社会(9月21日)