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展示化石は新属新種、愛知 インカクジラと命名

 新属新種と判明し「インカクジラ」と命名された化石=愛知県の「蒲郡市生命の海科学館」(同館提供)  新属新種と判明し「インカクジラ」と命名された化石=愛知県の「蒲郡市生命の海科学館」(同館提供)
 愛知県の「蒲郡市生命の海科学館」が2日、館内で展示されているヒゲクジラの化石が新属新種であると公表した。調査した国立科学博物館のチームが「インカクジラ」と命名した。2日までに、英国王立協会の学術誌電子版で発表し、名前が登録された。

 科学館の山中敦子館長は、クジラの進化の歴史を解明する重要な手掛かりになるといい「今後も展示を続け、多くの市民に見てもらいたい」と話す。

 科学館によると、化石は約750万年前のもので、全長約8メートル。1990年に南米ペルーの砂漠で見つかり、98年に購入。昨年、国立科学博物館の研究者が新種の可能性があると気付き、調査していた。

(11月3日0時15分)

科学・環境(11月3日)