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エジプト木棺、原形で発掘 アコリス遺跡で日本の調査団

 エジプト中部のアコリス遺跡の集落跡からほぼ原形のまま発掘された、3千年前の木棺=8月(アコリス調査団提供)  エジプト中部のアコリス遺跡の集落跡からほぼ原形のまま発掘された、3千年前の木棺=8月(アコリス調査団提供)
 エジプト中部のアコリス遺跡の集落跡から、第21王朝期(紀元前11世紀~同10世紀ごろ)の木棺をほぼ原形のまま、日本の調査団が発掘したことが5日、分かった。これまでに発見された同時代の木棺と比べても保存状態が極めて良く、女性とみられるミイラも納められていた。古代エジプトの民衆の葬送文化を知る手掛かりになりそうだ。

 遺跡を30年以上調べているアコリス調査団が8月に発掘した。団長の川西宏幸筑波大名誉教授は「3千年前の木棺が全く腐敗せずに原形をとどめているのは驚異的だ」と指摘。来年の調査で、ミイラをエックス線分析してさらに解明を進める。

(11月5日17時30分)

文化・芸能(11月5日)