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洗車用浄化槽に放射性汚泥、福島 自動車整備工場、基準の7倍

 「洗車汚泥」で満杯になった自動車整備工場の油水分離槽=4月、福島県内  「洗車汚泥」で満杯になった自動車整備工場の油水分離槽=4月、福島県内
 福島県内の自動車整備工場にある洗車用の汚水浄化槽に汚泥がたまり、一部で国の指定廃棄物基準(1キログラム当たり8千ベクレル超)を7倍上回る最大5万7400ベクレルの放射性物質を検出していたことが5日、業界3団体への取材で分かった。東京電力福島第1原発事故当初に車に付着した物質とみられる。整備工場は県内に約1700カ所あり、「洗車汚泥」は団体側の推計で数千トン。国や東電は事故後5年半にわたって対策を先送り。住宅や公共施設に比べ遅れがちだった産業施設への除染対策が早急に求められる。

 団体側は、独自の中間処理場新設計画案をまとめ、環境省などと協議を急いでいる。

(11月6日8時11分)

科学・環境(11月6日)