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名古屋高裁は合憲判断、請求棄却 参院選1票の格差訴訟

 参院選「1票の格差」訴訟の判決後、記者の質問に答える原告側の升永英俊弁護士(中央)=8日午後、名古屋高裁前  参院選「1票の格差」訴訟の判決後、記者の質問に答える原告側の升永英俊弁護士(中央)=8日午後、名古屋高裁前
 「1票の格差」が最大3・08倍の7月参院選は違憲だとして、岐阜、愛知、三重3県の住民が選挙無効を求めた訴訟の判決で、名古屋高裁(孝橋宏裁判長)は8日、合憲と判断し請求を棄却した。

 前回13年の参院選の格差は4・77倍だったが、選挙区を統合する合区が初導入され、今回選挙では格差は大幅に減少。国会の是正措置への評価が焦点だった。

 最高裁は13年参院選を違憲状態と判断、請求棄却したが、国会が格差是正に適用した「4増4減」の取り組みを不十分とした。その上で投票価値の平等を実現するには「都道府県単位で定数設定する選挙制度は見直すべきだ」とし抜本的改正を求めていた。

(11月8日17時20分)

社会(11月8日)