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大川小訴訟で遺族も控訴 マニュアル巡り不服

 宮城県石巻市の大川小の被災校舎=10月  宮城県石巻市の大川小の被災校舎=10月
 東日本大震災時に学校管理下で最大の被害を出した宮城県石巻市立大川小を巡る訴訟で、原告の遺族側が9日、仙台高裁に控訴した。計14億円余りの賠償を命じた一審仙台地裁判決を不服として市と県が控訴したことに対抗する狙いがある。

 10月26日の地裁判決は、教職員が遅くとも襲来の7分前までに津波を予見できたと指摘。助かった可能性が高い裏山に児童を避難させなかったとして、学校側の過失と死亡の因果関係を認めた。

 一方で遺族側は、判決が学校の避難マニュアルに不備はなく、生存した児童らへの聞き取りメモを市教委が廃棄したことにも法的問題がないと判断した点を不服としていた。

(11月9日16時10分)

社会(11月9日)