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温暖化で世界のサンゴ礁打撃 生活に影響、日本に被害も

 オーストラリア北東部のサンゴ礁((C)XL Catlin Seaview Survey)  オーストラリア北東部のサンゴ礁((C)XL Catlin Seaview Survey)
 地球温暖化に伴う海の温度上昇や酸性化で2050年までにほとんどの地域のサンゴ礁が打撃を受け、特に漁業や防災面で恩恵を受けているオセアニアや東南アジアの人々の生活に悪影響を及ぼすとの予測を、国際チームが9日付の米科学誌に発表した。日本や中国などでは将来、酸性化の被害が深刻になると予想している。

 チームは「サンゴ礁の消失で大きな影響を受ける国の多くは信頼できるデータが少ない。国際社会が連携し、調査研究を進めるべきだ」としている。

 サンゴ礁には、浸食から海岸線を守る役目や、漁場、観光への利用などの役割があるが、海水温が上がると白化して死んでしまう恐れがある。

(11月10日4時05分)

科学・環境(11月10日)