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仁科記念賞に高柳匡・京大教授 量子もつれを説明

 仁科記念賞の受賞が決まった高柳匡・京都大教授(仁科記念財団提供)  仁科記念賞の受賞が決まった高柳匡・京都大教授(仁科記念財団提供)
 仁科記念財団は10日、物理学の優れた研究をたたえる仁科記念賞を、物質などを構成する複数の微小な粒子が相関する状態になっている「量子もつれ」と呼ばれる現象を画期的な計算式で説明した高柳匡・京都大教授(41)に贈ると発表した。

 高柳氏は、物質の最小単位をひもと考える「ひも理論」の考え方を使い、量子もつれを計算する公式を考案した。

 この分野は、微小な世界を説明する量子力学の基礎になると注目を集めており、盗み見されにくい「量子暗号」や、超高速の処理能力を持つ「量子コンピューター」の研究で重要な役割をしている。

 授賞式は、12月6日に東京都内で開かれる。

(11月10日18時26分)

科学・環境(11月10日)