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TPP発効極めて困難に オバマ政権が断念

 オバマ米大統領(ゲッティ=共同)  オバマ米大統領(ゲッティ=共同)
 【ワシントン共同】日米を中心とする12カ国が中国に対抗し、アジア太平洋地域の経済ルールの確立を目指す環太平洋連携協定(TPP)の発効が極めて困難になった。オバマ米政権が協定発効に不可欠な議会承認の年内獲得を断念したことが11日、分かったためだ。TPP脱退を主張する次期米大統領のトランプ氏が方針転換しない限り、発効は絶望的。同地域をカバーする経済圏づくりで中国の影響力が一層高まりそうだ。

 米国の内向き化に伴うTPPの挫折で、貿易自由化の流れが停滞し、世界経済の成長が一段と減速する恐れがある。

(11月12日23時10分)

経済(11月12日)