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没後30年、島尾敏雄しのぶ ゆかりの奄美で式典

 鹿児島県奄美市の文学碑前で営まれた「島尾忌」で、島尾敏雄の詩を朗読する関係者ら=12日午後  鹿児島県奄美市の文学碑前で営まれた「島尾忌」で、島尾敏雄の詩を朗読する関係者ら=12日午後
 鹿児島県・奄美大島で暮らし、小説「死の棘」などで知られる作家島尾敏雄(1917~86年)の命日に当たる12日、奄美市の文学碑前で「島尾忌」が営まれた。没後30年の節目を迎え、ファンら約30人が集まり、業績や人柄をしのんだ。

 会場では参列者が全員で黙とうした後、孫の真帆さん(38)らが献花。島尾の詩も朗読された。県立奄美図書館の石塚一哉館長は、来年が生誕100年となることから「全国各地で島尾ファンを増やし再評価の契機としたい」とあいさつした。

 島尾は横浜市出身で、55年に奄美へ移住。戦争体験や家庭生活を題材に小説を執筆した。

(11月12日21時15分)

文化・芸能(11月12日)