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飛鳥大仏、右手と顔は造立当初? 大阪大の調査で判明

 飛鳥寺の本尊・飛鳥大仏=奈良県明日香村  飛鳥寺の本尊・飛鳥大仏=奈良県明日香村
 奈良県明日香村の飛鳥寺(6世紀末)の本尊・飛鳥大仏(国重要文化財)の右手と顔の部分が造立当初のものと考えられることが、大阪大の藤岡穣教授(東洋美術史)らの調査で分かった。13日、県立橿原考古学研究所付属博物館の講演会で報告された。

 飛鳥大仏は現存する最古の金銅仏とされる一方で、補修跡が目立ち当初の部分が少ないと考えられ、国宝指定されていない。鎌倉時代の火災で顔と手以外が失われ、補修されたと記す文献があり、残存部分を巡り論争があった。

 藤岡教授らは今年6月、エックス線装置で全身126カ所の金属の成分比を調べたほか、表面状態を観察した。

(11月13日19時02分)

文化・芸能(11月13日)