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勾留中の暴行で医師死亡と告発 奈良県警、鑑定書調べた専門医

 告発状を提出後、記者会見する岩手医大の出羽厚二教授(右)ら=15日午前、奈良市  告発状を提出後、記者会見する岩手医大の出羽厚二教授(右)ら=15日午前、奈良市
 2010年2月、奈良県警に業務上過失致死容疑で逮捕され、桜井署で勾留中だった男性医師=当時(54)=が死亡したのは取り調べ時の警官による暴行が原因として、遺族の依頼を受け、遺体の鑑定書を調べた岩手医大の出羽厚二教授(法医学)が15日、県警に特別公務員暴行陵虐致死容疑の告発状を提出した。容疑者は特定していない。

 出羽教授は提出後、遺族の女性(52)らと奈良市内で記者会見し「遺体の右下肢に皮下出血があったのに、留置管理や取り調べに問題がなかったとなぜ結論付けたのか」と疑問を呈した。女性は「県警の対応に憤りを感じた。本当のことが知りたい」と話した。

(11月15日13時30分)

社会(11月15日)