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除染スポンジを開発、東大チーム 葛飾北斎「青色」活用

 東京大などの研究チームが開発した除染ができるスポンジ(坂田一郎・東京大教授提供)  東京大などの研究チームが開発した除染ができるスポンジ(坂田一郎・東京大教授提供)
 東京電力福島第1原発事故で汚染された土や水から放射性セシウムを効率的に取り除けるスポンジを開発したと、東京大などの研究チームが15日付の英科学誌電子版に発表した。チームによると、福島県内のため池の除染活動に使う計画があるという。

 チームは葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景」にも使われたプルシアンブルーという青い顔料に着目。放射性セシウムを効率的に吸着し取り除く能力がある一方、水に溶け環境中に漏れ出しやすいという問題があったが、紙の成分を利用することで解決した。

 プルシアンブルーを分子レベルにほぐした紙の成分と合わせパウダー状にし、さらにスポンジ状に加工した。

(11月15日19時51分)

科学・環境(11月15日)