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「神戸の壁」にがれき設置 震災の生々しさ伝える

 「神戸の壁」の周囲に、集めたがれきを設置する作業=16日午前、兵庫県淡路市  「神戸の壁」の周囲に、集めたがれきを設置する作業=16日午前、兵庫県淡路市
 阪神大震災の大火で焼け残り、兵庫県淡路市で展示されている「神戸の壁」の周囲で16日、壁がもともとあった神戸市長田区で集めたがれきを設置する作業が行われた。

 神戸の壁は高さ約7メートル、幅約14メートル。戦前に防火壁として造られ、神戸大空襲や大震災の炎に耐え、震災の記憶を伝える遺産の一つ。がれきを置くことで、震災当時の壁周辺にがれきが散乱した生々しい状況を見学者に伝えようと計画された。

 今回の作業で設置するがれきは、壁があった長田区の大若地区の再開発事業で出たコンクリート片約3トン。昨年11月に、壁の保存に携わる団体のメンバーらが収集した。

(11月16日12時25分)

暮らし・話題(11月16日)