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「ゲノム編集」で肺がん治療 中国チーム、新手法で初

 生命の設計図と呼ばれるゲノム(全遺伝情報)を自由に改変できる「ゲノム編集」の技術を使い、肺がん患者を治療する臨床研究を中国の四川大チームが実施したと英科学誌ネイチャーが16日までに報じた。

 同誌によると「クリスパー・キャス9」と呼ばれる新しいゲノム編集の手法を使った世界初の臨床研究とみられる。米国では既に別のゲノム編集の手法を使ったエイズ治療の臨床研究が実施されているが、クリスパー法は従来の手法と比べ、操作が簡単で改変の効率も良いとされ、医療応用に向けた研究が加速していた。

 米国でもクリスパー法を使ったがん治療の臨床研究が来年にも予定されている。

(11月16日18時35分)

医療・健康(11月16日)