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東アジア連携、中国に恩恵 TPP失敗で9兆円と試算

 【ワシントン共同】米議会の諮問機関「米中経済安全保障調査委員会」は16日公表した年次報告書で、環太平洋連携協定(TPP)が発効せず、中国や日本などが交渉している東アジア地域包括的経済連携(RCEP)が発効した場合、中国に880億ドル(約9兆6千億円)の経済効果をもたらすとの試算を紹介した。

 報告書は、オバマ米政権のアジア重視戦略「リバランス」で、TPP構想は経済面での中核をなすとみられていると指摘。中国への警戒感を強めているトランプ次期大統領はTPP脱退を主張しているが、報告書はTPP脱退が逆に中国の立場を強めると警告した形だ。

(11月17日11時30分)

経済(11月17日)