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都心の官公庁食堂に魅力 抜群の眺望や国産食材

 皇居の緑やビル街が見渡せる「九段第3合同庁舎」10階食堂。手前は人気メニューのカレー  皇居の緑やビル街が見渡せる「九段第3合同庁舎」10階食堂。手前は人気メニューのカレー
 皇居や国会議事堂など、東京都心の観光にお薦めなのが、官公庁の食堂だ。自由に利用できるところもあり、価格の安さだけではない魅力も。眺望や国産食材の提供が自慢の2施設を訪ねた。

 千代田区役所や政府の出先機関が入る「九段第3合同庁舎」の10階食堂。大きな窓からは日差しが差し込み、皇居・北の丸公園や東京タワーなどが見晴らせる。春は桜、秋は紅葉が見ものだ。

 昼食時は利用者の9割が区役所や政府機関の職員で、「職員の福利厚生施設なので、観光などでの利用は午後1時以降にお願いしたいです」と食堂スタッフ。

 ただランチのオーダーストップは午後2時半とゆったりで、午後5時からラストオーダー8時までが夜間営業。焼酎、日本酒を豊富に取りそろえ、和食中心のつまみも提供する。「もちろん、夜のチャージは無し」(スタッフ)なので、東京の夜に乾杯、というのも乙かも。

 平日の午前11時半~午後2時半に一般開放される農林水産省の北別館1階の食堂「手しごとや 咲くら」は、同省が進める食料自給率向上のため、国産食材にこだわる。

 メニューには、「野菜天丼 31%」などと食料自給率が書かれており、「日頃の食事がどれだけ外国産に頼っているかを感じてほしい」と伊藤誉志総料理長。「日本の食文化を大切にしたい」と、鯨のステーキ(千円)や鯨の竜田揚げのカレー(800円)を通年で提供している。

(11月17日15時20分)

暮らし・話題(11月17日)