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阪大教授、無断で先進設備提供 ヤミ報酬要求か

 建物の耐震性に関する大阪大とゼネコン2社の共同研究を巡る贈収賄事件で、収賄の疑いで逮捕された大阪大大学院教授の倉本洋容疑者(57)が、大学に無断で2社に提供した学内の研究設備に、国内でも少ない耐震実験のための先進的な設備が含まれていることが17日、大阪府警捜査2課への取材で分かった。

 捜査関係者や大阪大によると、大学の許可を得た正規の共同研究では臨時手当などがないため、倉本容疑者は無断で研究を実施し、ゼネコン側にヤミ報酬を要求していた疑いがある。

 設備は「載荷装置」と呼ばれ、ジャッキを使って荷重を加え、建物の強度などを検証する特殊な実験で使用される。

(11月17日20時21分)

社会(11月17日)