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温暖化で農民1億人が貧困 国連機関、支援呼び掛け

 ベトナムのメコンデルタ地域で、干ばつに見舞われて乾いた水田を焼く農家の人=3月(ロイター=共同)  ベトナムのメコンデルタ地域で、干ばつに見舞われて乾いた水田を焼く農家の人=3月(ロイター=共同)
 【マラケシュ(モロッコ)共同】地球温暖化による干ばつの増加などで、発展途上国の小規模農家を中心に、極度の貧困に陥る人が2030年までに1億2千万人増えるとの報告書を、国連食糧農業機関(FAO)が18日までにまとめた。

 特にサハラ砂漠以南のアフリカと南・東南アジアが深刻。FAOは農業生産が不安定になって「世界の食料安全保障にも影響する」と指摘。農業による温室効果ガス排出の抑制や、農家の対応能力を高めるための支援策を各国に呼び掛けた。

 農業からの排出は世界の産業全体の2割を占め、温暖化対策の新枠組み「パリ協定」の重要な課題。

(11月18日7時01分)

科学・環境(11月18日)