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作家の藤原ていさんが死去 引き揚げ体験記

 死去した藤原ていさん  死去した藤原ていさん
 過酷な引き揚げ体験をつづった「流れる星は生きている」で知られる作家の藤原てい(ふじわら・てい)さんが15日午前10時ごろ、老衰のため東京都練馬区の病院で死去した。98歳。長野県出身。

 諏訪高女卒。教育者を志したが、父親に学校を中退させられ断念。1939年、中央気象台(現気象庁)勤務だった作家の新田次郎と結婚した。

 43年、夫の赴任に伴って満州(現中国東北部)へ。終戦時の混乱で夫と離れ離れになり、3人の幼い子どもを連れて1年がかりで帰国。病床で子どもたちへの遺書のつもりで引き揚げの体験を記した「流れる星は生きている」がベストセラーとなり、映画化もされた。

(11月18日16時40分)

文化・芸能(11月18日)