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漁業施設復旧急ぐ、地震から一夜 津波被害拡大に不安

 津波で壊れた桟橋を片付ける尾形秀一さん=23日午後、宮城県東松島市  津波で壊れた桟橋を片付ける尾形秀一さん=23日午後、宮城県東松島市
 福島県沖を震源とする地震から一夜明けた23日、東北地方の漁業関係者は、津波で壊れた漁業施設の復旧作業を急いだ。本格的な冬を前に、ノリやカキなどは出荷の最盛期を迎えているが、いまだ詳細な状況は分かっておらず、被害拡大を心配する声が上がった。

 宮城県東松島市宮戸地区のノリ養殖業尾形幹夫さん(67)と長男秀一さん(36)は、想像以上の被害に表情を曇らせた。約30台の養殖いかだが壊れ、漁船が転覆。12月の収穫最盛期を目前に控えていた。今年の初入札で、親子のノリには地区で最高値が付いたといい、秀一さんは「生き残ったノリを早く助けてやらないと」と作業を続けた。

(11月23日18時16分)

社会(11月23日)